仙台写真月間の関連プログラムとして、民俗学者・赤坂憲雄氏と写真家・山田なつみによる対談が行われました。
山田なつみのウェブサイトに対談の模様がテキストにて掲載されています。ぜひご覧ください。
仙台写真月間の関連プログラムとして、写真について対話をするトークイベントを開催しました。
今年は仙台写真月間YouTubeチャンネルを開設し、トークの様子のライブ配信を行いました。配信した映像は一部をアーカイブでご覧いただくことができます。ぜひご覧ください。
2001年からはじまった仙台写真月間のこれまでの展示情報をまとめています。
今回の公開では日程・作家名等の情報のみですが、今後少しずつ個展の情報等もまとめていく予定です。
仙台写真月間の参加作家有志によるグループ展を開催します。過去の出展作品を中心に、一部新作も公開されます。
ずんずくろの谷は削られ、ソトから土が運ばれた。しぼれた水が谷底へ、つぶした田は家で埋まる。
山からは土が降りて、馬の辿った道をふさぐ。削れた谷山からは土が降りて、子どもたちは道路をふさいで遊ぶ。
私は待つ、私の中のヤトがやってくるのをまつ。知らない家の庭から風が吹き上げてくる。
1984 | 宮城県美里町(旧小牛田町)生まれ |
2007 | 東北芸術工科大学 デザイン工学部 情報デザイン学科 映像コース(現映像学科)卒業 |
2017 | 平成29年度宮城県芸術選奨 新人賞受賞 |
2017 | 「レウムノビレ」MUSEE F 「温室の庭」SARP |
2018 | 「てさぐりのかたち」SARP |
2017 | 『芸術銀河 平成29年度宮城県芸術選奨 受賞者作品展』「レウムノビレ / 温室の庭」東京エレクトロンホール宮城 |
2019 | 阿部明子・是恒さくら展『閾 -いき- を編む』塩竈市杉村惇美術館 |
情報と時間の流れるスピードの中で、思念だけが漂い、身体は動けぬまま、ただここに立つ。
あちらとこちらを隔てる窓の前で、向こう側の景色を無意識に目に映す。
思念はどこまでも遠くへ漂っていく。そのうち目に見えているものが現実か幻想かわからなくなる。
曖昧な意識のまま、空虚という解放に身を任せたとき、やっと息をつく。
1977 | 岩手県生まれ 仙台市で育つ |
2000 | 東北芸術工科大学 デザイン工学部 情報デザイン学科 映像コース(現映像学科)卒業 |
2001 | 「午後三時」ギャラリーKingyo |
2006 | 「熱風のせつな」東北工業大学一番町ロビー、ギャラリーKingyo |
2007 | 「名前のない体温」アートスペース宙 |
2011 | 「L」SARP |
2012 | 「それでも」SARP |
2013 | 「扉」SARP |
2014 | 「ディスカバー」SARP |
2015 | 「点O」SARP |
2016 | 「星屑とうたごえ」SARP |
2017 | 「花輪奈穂写真展」靖山画廊 「かがみ、掬う」SARP |
2018 | 「こもれび こだま 風のいろ」ギャラリーKingyo 「カーブをぬけると、そこは」gallery to plus |
2015 | SICF16「float」スパイラル |
2016 | SICF17「いつかの星」スパイラル |
2017 | 中之条ビエンナーレ「こもれび、こだま、風のいろ」旧沢田小学校 |
2018 | 『アート×インテリア展』ジルダールギャラリー |
2019 | 『間の祭り』「滴る静寂」常陸國総社宮 |
家族との幸せの中にあったその時の子どもたちの暮らしをそのまま残し、
あの時を境につながりは断ち切られ、
二度と戻ることのないものとしてここから未来へと離されていった。
新しい土地での時間の中で、家族と共にその地でのつながりを育み、重ねられ、おとなへと成長してきた。
あのことがなければここでの暮らしは継続し、
成長にともなう変化の波に日々に身を委ね、過ごしていっただろう。
そしてこれほど長い時間、歳月に曝されることなく、当たり前のかたちで役わりを交代していたはずだ。
あのことが起きる前の楽しかった時の背景や、その時の心の記録が今ここに残されている。
1947 | 仙台市生まれ |
1974 | 1級建築士 |
2011 | 第36回JPS展入選 |
2015 | 京都造形芸術大学写真コース卒業 「3がつ11にちをわすれないためにセンター」活動参加 写真集『あの日につづく時間 2011・3.11』出版 |
2015 | 「復興大地」ニコンプラザ仙台フォトギャラリー |
2017 | 「タイル・ルート・トタン」せんだいメディアテーク 「神々のハマドオリ」SARP |
2018 | 「マテリアル」SARP |
2019 | 「数は語る」SARP |
2020 | 「地上を移動する目・上空からの視線」SARP |
2015 | 『星空と路』「浪江のきた道・ゆく道」せんだいメディアテーク |
植生調査の方法にコドラートとフローラがある。コドラートは調査地内に設定した一辺が数メートルの正方形内を季節ごとに種類と占有率を調べ、フローラは調査地を縦走しそこに自生する植物のリストを作成する。全植物という意味のFloraと、ドイツ語で正方形を意味するQuadratだが、英語圏ではQuadrat の調査をStandと呼ぶという。
1962 | 岩手県一関市生まれ |
1993 | 「女川海物語」ガーディアン・ガーデン |
1999 | 「野守の鏡」art space 宙 |
2001 | 「STAND#01」art space 宙 |
2002 | 「STAND#02」art space 宙 「STAND#00」cafe Mattise gallery |
2003 | 「STAND#03」art space 宙 |
2004 | 「STAND#04」art space 宙 |
2005 | 「クサカゲロウ」ギャラリー冬青 「STAND#05」art space 宙 |
2006 | 「STAND#06」art space 宙 |
2007 | 「FLORA#00」art space 宙 |
2009 | 「FLORA#01」ギャラリー青城 |
2011 | 「FLORA#02」SARP |
2012 | 「FLORA#03」SARP |
2013 | 「日をかぞえる」SARP |
2014 | 「FLORA#04」SARP |
2015 | 「Tage zählen」 EKO-Haus(デュッセルドルフ・ドイツ) 「FLORA#05」SARP |
2016 | 「FLORA#06」SARP |
2020 | 「日をかぞえる・記憶する風景」SPACE nio (日経新聞東京本社) |
見ることと思いだすこと
1982 | 仙台市生まれ |
2006 | 「夜に浮ぶ静物」アートスペース宙 |
2007 | 「夜に浮ぶ」アートスペース宙 |
2008 | 「箱日記」cafe Mozart Atelier |
2009 | 「Lamp」アートスペース宙 |
2011 | 「北風 はと 太陽」SARP |
2012 | 「綿毛のポートレート/擬態七食」SARP |
2015 | 「星と蛇口」SARP |
2016 | 「a」SARP |
2017 | 「a」SARP |
2012 | 「東北より」ニコンサロン bis 大阪 |
このタイトルを私は、「ひょう、りゅうし」と読む。
雹という漢字の己は、旧字体の巳と表記する。
生活のなかで写真を撮り、写真についての思索が続く。
1984 | 福島県生まれ 仙台市で育つ |
2013 | 「野川テノール/派生」SARP 「野川テノール/派生」TokyoLightroom |
2018 | 「展開図を重ねる」SARP |
2019 | 「白紙上」SARP |
今年93歳となる祖母・まさこをほぼ毎日撮影しSNSへ投稿。過去5年に及ぶ記録写真をもとに構成した写真展となります。同じようで日々微妙に変化する祖母と孫の関係性。撮り続け、撮られ続ける奇妙な時間を一つの空間にまとめてみました。
1982 | 仙台市生まれ 岩手大学写真部OB |
2016 | 写真展「今日のまさこ」light source |
仙台市青葉区錦町1-12-7 門脇ビル1F(旧ギャラリー青城)
TEL 022-222-0654
11:00-19:00(日曜は17:00まで)
月曜休廊
駐車場3台あり
入場無料
会場にはアルコール消毒液を用意しています。ご入場の際には手指消毒とマスクの着用をお願いします。また、入場が一度に10名を超える場合、入場をお待ちいただく場合があります。
仙台市宮城野区高砂2-18-9
TEL 090-8788-5474
助成 (公財)仙台市市民文化事業団